犬の病気
ドッグフードで健康に気をつけていても病気にかかってしまうことがあります。
毎日一緒に過ごしているわんちゃん。ちょっとした変化をしっかり毎日観察しておくことが病気などの早期発見に繋がります。特に小型犬は体が小さく、警戒心が強いのでちょっとした病気でも症状が重かったり、合併症になってしまったり、最悪のケースは死に至ってしまうこともあります。
わかりやすい症状から獣医でなければ中々判断が難しい病気まで多くの病気があります。毎日しっかり気にかけてあげておくことで早期発見してあげられる愛犬の変化の中で予想できる病気を勉強しておきましょう。
犬の感染症
犬の感染症の代表として犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウィルス、犬パルボウィルス感染症などがあります。多くの感染症はワクチンを打つことで予防することができます。症状には発熱、下痢、口内炎、くしゃみ、鼻水、目やに、結膜炎、食欲不振、嘔吐、血便、体重減少、貧血、黄疸、体温下降など毎日気をかけていればすぐに気づく症状が多いです。 ワクチンで予防できるものが多いので幼犬の時にはワクチンをしっかり打ってあげましょうね。
愛犬の何気ない症状にも病気が潜んでいる可能性があります!
![]() 犬の下痢 |
犬は食事やストレス、感染症や寄生虫、または胃腸の病気で下痢をします。ドッグフードを変えたけれども体に合わなかったりすることもあります。下痢の時には脱水症状になることもありますので水分補給をしっかりしてあげましょう。衛生面も大事なのでトイレなどもしっかり清潔にしてあげましょう。 | ![]() 毛が抜ける |
犬の抜け毛の原因にはアトピー、ノミ・ダニ類、真菌・細菌、ホルモン異常などの疑いがあります。かゆみや炎症がでてしまうと犬はかきむしってしまったたりしてしまうこともあるので早い段階で病院へ連れていって原因をはっきりさせましょう。抜け毛の原因がわかると獣医さんが適切な飼育・管理を教えてくれます。 |
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![]() 食欲がない |
犬の食欲がない場合感染症や内蔵疾患、老化が原因のこともあります。まずは何を食べさせたのかをしっかりと把握しておきましょう。ドッグフードは栄養バランスがしっかり考えられているのでおやつなどの間食はあまり与えないのが賢明です。幼犬の時は食欲は常にあるものなので幼犬の食欲が落ちた時は一度病院へ連れていきましょう。 | ![]() 犬の嘔吐 |
犬はよく食べたものを口から吐き出しますが吐いたものをしっかり観察しましょう。嘔吐の場合は消化されたものを吐き出します。嘔吐してしまう場合は胃腸系に病気を抱えているケースがあります。一番多いケースは食べ過ぎなのでドッグフードの量などもしっかりと見直しましょう。好きなだけ食べさせるのは嘔吐の原因となってしまいます。 |
![]() 疲れやすい |
元気がなかったり散歩に行ってもいつもよりすぐに疲れてしまう時は椎間板ヘルニアや水頭症、膵炎、心臓病、悪性リンパ腫などの疑いがあります。体に痛みがありそうかしっかりとわんちゃんを観察してあげましょう。 | ![]() 熱がある |
膵炎、関節リウマチ、レプトスピラ症、ライム病、熱中症などの疑いがあります。毎日触れ合ってあげておくと微妙な体温の変化にも気づくことができます。 |
![]() 足をかばう・引きずる |
前立腺腫瘍、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼、関節リウマチ、骨肉腫、骨折の疑いがあります。歩きかたの不自然さはすぐに見てとれるので歩き方に不自然さを感じたら早く病院へ連れて行ってあげましょう。 |
![]() 痒がる |
ノミアレルギーや膿皮症、脱毛症やアトピーの可能性があります。勝手にかかせすぎるとそこから出血し、感染症にかかってしまう恐れもありますので異常な痒がり方をした時はすぐに対応してあげることが得策です。 |
ちょっと足を引きずるくらいでも大きな病気にかかっていることもあります。いつもの元気で健康な愛犬の状態を常に覚えて置いて下さい。毎日しっかりと愛着を持って接していればちょっとした変化にも気づくはずです。早期発見が一番治療しやすいので違和感を感じたらすぐに獣医さんに見てもらった方がいいと思います。