犬にとって必要な栄養素
犬と言っても大切な家族の一員ですから、もちろん日々の食生活には気を遣ってあげたいものですよね。
毎日ワンちゃんが健康で元気に過ごすためには、食事量だけではなく「栄養素」のことを飼い主であるあなたが、しっかりと理解しておく必要があります。
そこで今回は「犬にとって必要な栄養素は何か?」というテーマでご紹介します。
一緒に確認していきましょう。
炭水化物は身体を動かすエネルギー
炭水化物は、米・でんぷん・ジャガイモ・サツマイモ・カボチャ・砂糖・とうもろこしなどにたくさん含まれている成分です。
実は、犬の炭水化物摂取量に規定は定められていません。だからと言って、与えすぎてはいけません。
たんぱく質は犬の筋肉を作り上げる!
たんぱく質は、体内では合成される栄養素ではありません。ですから、犬の食事の中できちんと摂ってあげなければいけないのです。
たんぱく質が含まれているのは、魚・大豆・お肉の赤身・チーズ・牛乳などです。こちらは、摂取量に規定が定められているようですが、「理想体重1kgにつき1.6g~2.5g以上」と協会によって幅があるようです。
脂質もバランスよく
「脂質=肥満のもと」と考えるのは、実に安易な考え方です。
脂質は、脳や筋肉に取り込まれることによって、エネルギー源として活用されるという重要な栄養素なのです。ただし、脂質の摂り過ぎはどうしても肥満を引き起こしてしまいます。脂質の摂取量に規定はありませんが、1g=9㎉と非常に高カロリーなため、たんぱく質や炭水化物などの兼ね合いを見て摂取していくことをオススメします。
ビタミンは健康維持に必須
ビタミンは、人間だけでなく犬も生きていく上で欠かせない栄養素の1つです。
特に犬にとって必要なのは、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸となっています。
水が足りないと犬は脱水症状を引き起こす
犬は「ハッハッ」と口を開けたまま呼吸することが多いため、体内の水分が足りないと脱水症状を起こしてしまいます。犬の水分摂取量は、犬の運動の度合い、大きさ、生活スタイル、気温などによって変わってきますので飼い主が気遣ってあげることが大切です。
まとめ
- いかがでしたか?犬に必要な栄養素は、主にたんぱく質・脂肪・炭水化物・ビタミン・水となっています。 日々の食事の中にバランスよく摂りいれてあげるのは、飼い主の役目です! きちんと気遣ってあげましょうね。
- 毎日ワンちゃんが健康で元気に過ごすためには、食事量だけではなく「栄養素」のことを飼い主であるあなたが、しっかりと理解しておく必要があります。犬に必要な栄養素は日々の食事の中にバランスよく摂りいれてあげましょう。