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AAFCO承認(認定)の罠

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ペットフードの安全性を保つために記載されているものの一つが、AAFCOです。AAFCOとは“Association of American Feed Control Officials”のことで、米国飼料検査官協会のことです。この記載が実は罠となってしまっていることもあるのです。どういうことなのか調べていきましょう。

 

★AAFCOとは?

AAFCOはペットフードの評価基準を提示するものです。ペットフードの栄養基準、給与方法基準となっており、このAAFCO認証のドッグフードがあれば、犬が元気に育つというものなのです。日本で販売されているドッグフードの中にも、“AAFCOの制定した基準を満たしている”ということを売りにしている商品もあります。

 

★AAFCOが罠となってしまうケース

一見すると、AAFCO承認・AAFCO認定を受けているということは、問題のないドッグフードであるかのように見えますね。しかしよく知っておかなければ、カラクリに気が付かないこともあるのです。

まず1つ目の問題としては、ドッグフードを販売している会社が独自の判断でAAFCOの基準を満たしているといっていることです。AAFCOの役割としては、評価基準を提示するだけのものです。

そのために認証・承認斡旋を行うことがありません。

つまりAAFCOの基準をクリアしている、またはAAFCOの分析試験をクリアしていると言った表記でなければならないのです。飼い主を混乱させてしまう表記にも問題があります。

 

次に原材料の項目を見ていきます。ドッグフードの表記は、実際にドッグフードに含まれている料が多い順に表記されてい行きます。ここで問題となってくるのが、原材料表記におけるスプリッティング(分割)です。原材料表記におけるスプリッティング(分割)とは、実際に同じ原材料からできているものにも関わらず、少しの加工をした副産物を別の原材料とすることで、肉の割合が大きいかのように見せることです。

いくら安心の基準を満たしているといってみたり、原材料をオーガニック製品をたくさん使っていると謳っていても、結局は飼い主をだますような表記であることもあるのです。AAFCOは確かに基準として使うことが出来るのですが、それがかえって落とし穴となってしまっていることもあるのです。賢くドッグフードを選ぶ必要があるといえます。

 

まとめ

  • ドッグフードの基準を提示しているのが、AAFCOと呼ばれる協会です。 しかしAAFCOは評価基準を提示するだけの存在で、認証を行うことはありません。AAFCO認証ドッグフードなどありません。AAFCOが罠となってしまうこともありますので、慎重に選ぶことが大事です。
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