ドッグフードの原材料について
ドッグフードの安全性について、昨今騒がれるようになってきました。宣伝広告で見る内容とはかけ離れたものが、ドッグフードの原材料として使われていることもあるのです。そこでどのような原材料が使われているかを見ていきましょう。
★ドッグフードの肉とは?
ドッグフードに使われている肉は、人の食品に適しない畜産廃棄物であることも多いのです。つまり肉副産物を使って、ドッグフードを作っている悪質な業者もいるのです。そのためにドッグフードの原料の製造工程には、悪臭がつきものといわれています。衛生状態もあまりよくなく、ハエが群がり、ウジが大量に発生していることもあるというのです。
ペット用の肉で3Dミートとして分類されているものがあります。
これはDead:死骸、Diseased:病気になった、Dying:死にかけの動物という意味の英語の3つの“D”をとっているのです。どれほど粗悪な肉が使われているのか?ということがわかると思います。
愛犬の幸せな食生活は、ドッグフードの質で大きく変わるといえるのです。飼い主がしっかりと愛犬のために、どのドッグフードを使うか?をしっかりと見極める必要があります。
★化学製品を使っているドッグフード
またドッグフードをできるだけ長期間、保存することが出来るように安全法で規制されていない防腐剤を使用していることも少なくないのです。特にとても怖いのが、毒性があるとされるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)、 BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、 エトキシキンの3つの合成酸化防止剤・保存料です。
体にとてつもなく悪いもので、絶対に口にしてはいけないものばかりです。そんな化学製品を使っているドッグフードもあるのです。添加物についても十分に注意しておきましょう。
★かさ増しのための穀類
ドッグフードをできるだけ安く作るために、肉ではなく穀物を混ぜることがあります。この穀物と肉の比率にも注目したいのですが、そもそも穀物と犬の相性はよくありません。アレルギー反応を持っている犬の多くが、穀物アレルギーであるとされています。さらに、穀物は消化に悪く、犬にとってはとても悪いものなのです。
ただ安く作るために、穀物を使っているドッグフードはたくさんあります。
まとめ
- ドッグフードには、粗悪な肉である3Dミート、肉副産物や、 ペットフード安全法で規制されていない防腐剤、エトキシキン、BHA・ BHTなど、犬の健康に悪影響を与えるものが含まれていることが多いのです。しっかりとしたものを選んであげたいものです。