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犬の食欲が急に増えた時は

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愛犬が美味しそうにごはんを食べていると元気いっぱいなんだなと安心してしまいがちです。

もちろん成長期の子犬や妊娠中の雌犬、寒い時期には脂肪を蓄えようとして犬は食欲が旺盛になります。

でもこういったケース以外で食べ過ぎる場合には病気の疑いがあります。

主に考えられる病気としてはクッシング症候群、甲状腺機能低下症、糖尿病があげられます。

犬は歳を取るにつれて食欲は減退していく傾向にあります。高齢になってから食欲が増進したときは先に上げた病気の疑いがあります。

高齢になって食欲が上がってしまった時は愛犬をよく観察して注意しておきましょう。

 

クッシング症候群とは?

副腎皮質機能亢進症とも言われていて、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで様々な不調を引き起こす病気です。

原因として、脳下垂体や副腎皮にできた腫瘍の影響によるもの、治療のためにステロイド剤を長期に投与するとまれに引き起こすことがあります。

8歳以上の老犬に発症しやすい病気です。

 

クッシング症候群の症状

  • 水を多く飲み、おしっこの量が増え続ける
  • 左右対称に毛が抜ける
  • 毛艶が悪くなる

 

クッシング症候群の治療法

ホルモンの過剰分泌を抑えるために副腎皮質の機能を低下させる薬を犬に投与していきます。現在は内科治療が主流で、新しい薬が日本でも手に入るようになり、ホルモンの過剰分泌をコントロールできるようになりました。それでも効果がない時は外科治療を行うケースもあります。

 

食事を変えてみるのも◎

クッシング症候群jのワンちゃんには水分をしっかりととらせてあげることが大事です。基本的にしっかりと水をあげましょう。

ドッグフードは低脂肪で高タンパクの食事を与えるとクッシング症候群の進行が遅くなります。

今までワンちゃんの食事を気にしてなかった方は食事を改善することを考えてください。

 

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糖尿病の疑いも

他にも糖尿病の場合も犬の食欲が増加する場合があります。クッシング症候群と併発するケースもありますので十分に気をつけなければなりません。

人間と同じく、糖尿病は他の病気と合併することがありますので放置しておくと命の危険に関わる場合もあります。愛犬をよく観察して病気のシグナルを逃さないようにしておかなければなりません。

 

犬の糖尿病について

まとめ

  • 犬の食欲が急に増えた時はクッシング症候群の疑いがあります。必要以上のドッグフードを与えてもお腹を空かせているような症状がみられたら要注意です。
  • クッシング症候群になった犬は毛艶が悪くなったりします。脱毛に変化はないかなどよく愛犬を観察しておきましょう。
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