犬の食欲がない時の原因は?
いつも美味しそうに喜んでごはんを食べる愛犬の食欲が急になくなってしまったらとても心配になりますよね。
病気の疑いもありますが、犬はおやつの食べ過ぎでお腹が減っていなかったり、夏バテ気味の時、高齢による食欲の低下などで食欲がなかったりすることがあります。犬が急に食欲が増した時も注意!
食欲がなくなった以外の症状が出てしまっている時には早めに動物病院で獣医師さんに診断してもらった方がよいでしょう。
また、若い犬などで今まで食べていた量を与えて残すようになった時はおやつの量、犬の運動量を考え直す必要があります。
犬に食欲がない時に考えられる病気
腎不全
慢性腎不全の場合、少しずつ腎臓の機能が低下していき、食欲も衰退していきます。腎臓は体の中の脳廃物をろ過して排出する大事な臓器の一つです。老廃物が排出されないまま血液中にたまると命の危険にも繋がります。早期発見、早期治療が大事です。犬の腎不全について
肝不全
急性の場合以外、初期の段階では比較的症状が出にくく判断の難しい病気です。病気が進行するに連れて徐々に食欲がなくなり、嘔吐や下痢を繰り返したり、黄疸が見られたりします。症状が出てきた時点では肝臓がかなり悪くなってしまっているので早めに動物病院へ連れていきましょう。犬の肝不全について
腫瘍性の病気
腫瘍ができた場所や進行状況によって食欲に影響が出てきます。腫瘍は最初のうちは痛みが出にくいため、皮膚にできた腫瘍以外は気づきにくく、発見が遅くなってしまいます。定期的な健康診断を受けることで腫瘍を早期発見することができますので愛犬を定期的に健康診断に連れていくことはとても大事なことなのです。腫瘍性の病気について
まとめ
- 愛犬の食欲が急に落ちた時は・腎不全・肝不全・腫瘍性の病気の病気の疑いがあります。
- 肝臓や腎臓は痛みなどの症状が出にくいので症状が出てきた時には病気がかなり悪化している可能性があります。すぐに獣医師さんにみてもらいましょう。